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− クリスマスの お話 -

聖書の福音から

 

<福音とは>

「喜ばしい知らせ」、「よきおとずれ」、英語では「Good News」といいます。

「天のお父さんの 神さまは こんなにも わたしたちみんなを 愛していますよ」
と いうことを 福音書全体が 伝えています。

ごミサや 日々のお祈りの中で 福音にふれながら
神さまからの愛を 受け止め、感謝し、賛美しましょう。

神さまが わたしたちを 愛してくださったように
わたしたちも 神さまと人を 心から 愛することができますように。
 




  

マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで 飼い葉桶に 寝かせた。

宿屋には 彼らの泊まる場所が なかったからである。
 




  

その地方で羊飼いたちが 野宿をしながら、夜通し 羊の群れの番をしていた。

すると、主の天使が近づき、

主の栄光が 周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。

「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる 大きな喜びを告げる。

今日ダビデの町で、あなたがたのために 救い主が お生まれになった。

この方こそ 主メシアである。あなたがたは、布にくるまって 

飼い葉桶の中に 寝ている 乳飲み子を 見つけるであろう。

これがあなたがたへのしるしである。」
 
すると、突然、この天使に 天の大群が加わり、神を賛美して言った。
 
「いと高きところには栄光、神にあれ、地には栄光、御心に適う人にあれ。」

     



  

天使たちが 離れて 天に去ったとき、羊飼いたちは、

「さあ、ベツレヘムへ行こう。

主が知らせてくださった その出来事を 見ようではないか。」 と 話し合った。

そして急いで行って、マリアとヨセフ、また 飼い葉桶に寝ている 乳飲み子を

探し当てた。その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について

天使が話してくれたことを 人々に知らせた。

聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。

しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。

羊飼いたちは、見聞きしたことが すべて 天使の話したとおりだったので、

神をあがめ、賛美しながら 帰って行った。

 (「ルカによる福音書」 2章 「イエスの誕生」 「羊飼いと天使」より )

  

 

  

生まれたばかりのイエスさまが 出逢ったのは、

夜番をしていた 羊飼いたちでした。

神さまは、疎外されがちな人たち、孤独な人たち、貧しい人たちの そばに、

イエスさまが 寄り添うことを まっさきに 望まれたのです。

イエスさまが 生まれた場所も、飼い葉桶でした。

神さまは、小さな場所、低い場所に、まず目を向けられました。

イエスさまご自身も、小さな立場になって、お生まれになりました。

羊飼いたちは、天使の呼びかけを 素直に受け止め、

天使の導きに従って行って イエスさまと出会い、神さまを賛美し、感謝しました。

これが、世界の歴史で初めての「クリスマス」の姿、クリスマスの原型なのです。

やさしさと温かさに満ちた この情景を 心に留めながら、

今日のクリスマスを お祝いできるといいですね。

 

 


 


 

 

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。

そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。

「ユダヤ人の王として お生まれになった方は、どこにおられますか。

わたしたちは東の国でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」

  ・・・・・

東方で見た星が先立って進み、

ついに幼子のいる場所の上に止まった。

学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。

彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を

贈り物として捧げた。

  (マタイによる福音書 2章「占星術の学者たちが訪れる」より)
 

 

 



 

東の国の博士たちは 星の知らせをたよりに 

イエスさまに 会いにやってきました。

幼な子イエスさまは 遠い国の人たちにも 出会いました。

ひろい世界の 人種や国を超えた人と 赤ちゃんの姿で 出会うことを

神さまは 望まれました。

わたしたちも 心に光る 希望の星をたよりに

神さまの愛に導かれて イエスさまのいるところへ向かって

人生の旅を 日々歩むことができますように・・・お祈りしましょう。